SCSIバス安定性試験

1. 目的
NASSO-3のSCSIバスの安定性を実機レベルで検証する。
2.環境
・HD:CONNER CFP4207S (NASSO-3ケース組込)
・ ケーブル   : 0.7Hi = AN 0.7m
           1.0Hi = NN 1m
           1.0Low = NN 1m
・ ターミネータ : AT = アクティブ・ターミネータ
           PT = パッシブ・ターミネータ
・ スタブ長   :ID2〜6 = 0.1m 、ID0/1 = 0.3m
・ ID0からID1のHDにW/Rしエラーなきこと。(参考:転送速度 3.5MB/S(R時))
・ 接続図

3. 結果

単位:m 

No 結果 使用ケーブル ターミネータ
(T)
スタブ
長計
ケーブル
長計
総計 摘要
1 2〜5 6 7
1 OK 0.7Hi 1.0Hi 1.0Hi 0.7Hi AT 1.7 6.4 8.1  
2 OK 0.7Hi 1.0Hi 1.0Hi 0.7Hi なし 1.7 6.4 8.1  
3 NG 0.7Hi 1.0Low 1.0Low 0.7Hi なし 1.7 6.4 8.1 起動不可
4 NG 0.7Hi 1.0Low 1.0Low 0.7Hi AT 1.7 6.4 8.1 Rエラー
5 NG 0.7Hi 1.0Low 1.0Low 0.7Hi PT 1.7 6.4 8.1 Rエラー
6 NG 0.7Hi 1.0Low 1.0Low 0.7Hi AT 1.7 6.7 8.4 Rエラー
7 NG 1.0Hi 1.0Low 1.0Low 0.7Hi AT 1.7 6.4 8.1 Rエラー
8 NG 1.0Low 1.0Low 1.0Low 0.7Hi AT/PT 1.7 6.7 8.4 Rエラー
9 OK 1.0Low 1.0Low 1.0Low 0.7Hi なし 1.7 6.7 8.4  
4. 考察
 SCSIバス長を約8mまで延長してみたが、全てHiインピーダンス・ケーブル品は安定であった。(No.1,2参照)
 ANケーブルにLowインピーダンス品がないのと本数が足りなっかた為、一部7にHiインピーダンス品を使用しHi/Low混在となった。(No.3〜9参照)
 しかし、Lowインピーダンス・ケーブル(一部Hiインピーダンス品混在)でもターミネータが無い場合は安定であったので、本環境ではかなり安定と思われる。(No.9参照)

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